時間を測りましょう

過去問演習をする際は、時間を測りましょう。

センター試験を受けた人はわかると思いますが、本番ではいつもより時間がかかりがちです。
緊張から最初の数分間、頭が働かなかった、という受験生もいます。また本番ということで、必要以上に慎重にマークしてしまい、時間が足りなくなったという声も毎年聞きます。

特に私立の一般入試は時間との戦いである場合が多いです。日頃の勉強の中で常に時間を測り、速く解く訓練をしておきましょう。


基本的な方針は、解ける問題で確実に点を取ることです。
考えても解けない問題で時間を掛けすぎていないか、をチェックしてみてください。いわゆる捨て問で3分掛けて間違えるくらいなら3秒で間違えたほうが合格に近づきます。また、「少し考え」たら解けたはずなのに、「少し考え」る時間がなくて点数を落としていないか、文法問題で形から解くべきなのに意味から解いて時間をロスしていないか、等々を過去問演習しながら確認してみてください。

大学入試は学力だけで結果が決まりません。総合力で合否が決まります。時間対策はその中でも特に重要です。

過去問を時間を測って解き、真摯に自分の弱点と向き合って、本気でそれを克服していきましょう。やり方がわからなければ、いつでも校舎で相談してくださいね。