英作文について

英作文の問題で合格ラインを超えるために重要なのは、減点されない答案を書くことです。

構文上のミス、文法上のミスをなるべく減らさなければなりません。そのためには、自分の慣れ親しんだ文を書くのが一番です。

「この単語、ここで使えるのかな?」「こんな用法あったっけ?」という単語や表現は極力避けます。むしろ、中学3年生までで習った文法・単語を使う気持ちで練習してみてください。
自分で書いてみてなんとなくしっくりこない場合、たいてい減点されるものを書いてしまっています。


慣れ親しんだ英文を書くためには、問題の日本語をかみくだく、いわば「和文和訳」の作業が必要になります。コツさえつかめば、英作文は一気に得意になります。国公立志望の人はセンターでの失敗を数十点分、英作で一気に取り戻すことができるはずです。

英作文を「捨てる」のはもったいないです。ぜひ訓練してください。やり方は授業でも扱いますが、どうしてもコツがつかめない人は個別に相談してください。また、添削も引き続き受け付けます。ちなみに、夏以降継続的に私の添削を受けてきて、「再提出」が少なくなってきた人は、次のステップに進んでもOKです。

つまり、単語の特定の文脈における使われ方(ここでこの単語を使っていいのか)、いわゆるレジスター、言語使用域(文の硬さ、柔らかさ)についての感覚を磨いていきましょう。

ただし、繰り返しになりますが、多くの受験生が苦手とする英作文で差をつけるためには、ミスのない文を書くことが何より大事です。
そこだけは忘れないでくださいね。