正誤問題が苦手な人に

月曜日は卒業生が来てくれました。
うれしいものですね。


最近よく、過去問で最終チェックをしている受験生から質問を受けます。
その中でも比較的多いのが、「正誤問題(下線部間違いさがし)をどうすればよいか」です。


授業でも強調してきましたが、正誤問題は構文力を問う問題です。
SVと修飾関係をしっかりとっていく作業が不可欠なのです。
SVとSVをつなぐ接続詞が欠けている、なんていうのはよくあるパターンです。
これは下線部だけを見ていてもなかなか気づけません。


とはいえ、構文力を直前期の今からつけるのはなかなか大変ですよね。
即効性を求める直前期の受験生の気持ちもわかるつもりです。


そこで、正誤問題でよく狙われるポイントを挙げておくと・・・


○時制(仮定法の基本形も含む)
○能動(現在分詞〜ing)と受動(過去分詞p.p.)
 (特に、感情を表す動詞surpriseやexcite等。)
○冠詞(可算かつ単数名詞はa/theが必要)
○SとVの一致(三単現のs、be動詞が適切か)
○前置詞と接続詞(前置詞+名詞、接続詞+SV)


上の5つは超頻出です。
やることがわからなくなったら確認してみてくださいね。


正誤問題は過去問の焼き直しが多い問題形式です。
頻出事項は繰り返し問われますから、過去問は完璧に仕上げましょう。


では。