和訳問題 参考訳(2)

参考訳(2)です。
該当する授業を受けた人は、参考にしてください!



「しかし調査とその報告は、それにより、あなたの報告がどのように読者にかかわっているかについて、また報告のテーマと自分自身に対してだけでなく読者に対して負う責任について、きちんと考えなければならなくなるような社会的行為でもある。何をどのように考えるかを変えることにより読者に人生を変えさせるほど重要な伝えるべきことがあると、あなたが信じているときには特に、そのような社会的行為となるのである。」


和訳問題は、
1.構文を取る
2.ポイント箇所を見抜き、訳に反映させる
3.自然な日本語に直す

を意識的にできているかが大切です。


まずは1です。
SVをつかむ→カタマリ(句・節)をつかむ→つなげる
この力があればどんな英文でも読めるようになります。



次に2。
入試が答案に点数をつけて合否の判定をするものである以上、
採点基準が存在します。
採点基準となるポイントを見抜き、それが見抜けていることを
示す答案を作れるようになることが次のステップです。


この段階の力を身に付けるのはなかなか難しいですが、
ポイントのパターン自体は限られていますから、
あきらめないでくださいね。


秋以降、どこのクラスでもポイントを意識した話をしていきます。


よく、「志望校で和訳問題が出ないんです。やらなくても大丈夫ですか?」
という質問を受けます。
確かに、直接入試で問われることはないですから、日頃の学習で和訳をやる必要はないでしょう。
ただ、マーク式の問題であっても、
設問の根拠となっている箇所について構文上のポイントを見抜ければ
すぐに解ける問題が少なくありません。
ですから、授業で扱う和訳問題だけでいいのでぜひ取り組むことをおすすめします。


1と2ができていれば、ほとんどの大学で合格レベルです。


3は、傍線部外の箇所との二項対立を利用した訳語決定や、能動から受動への言い換えなど、
「自然な日本語」にするためのステップです。
詳しくは授業でお話します。



今日は少し気温が下がりました。
でも、まだ夏は残っています。
やり残したことに丁寧に取り組みましょうね。


入試は壁の連続です。
壁にぶつかって自分と向き合って
またぶつかって・・・


壁にぶつかってどうしたらいいかわからない人は
いつでも相談に来てくださいね。



ではまた。