集中力

そろそろ秋の勉強の疲れが出てくる頃です。
体調崩したりしていませんか。



センター試験まであと○○日」という掲示を見て焦ってくる頃かもしれません。



集中しようとしてもなかなかうまくいかないことってありませんか。
集中しようとすればするほど気が散って、焦って、また集中しようとして…の悪循環。



「決して緑色のネコのことを考えないでください」って言われたら、
しばらくは頭の中に緑色のネコしか思い浮かばないのと同じです。



そんな時は、
1 科目をコロコロ変えてみる
比較的好きな科目から始めて、集中が切れてきたら別の科目に移って、
というのを繰り返します。
もちろん、好きな科目ばかりやっていては合格できませんが、苦手な科目ばっかりやっていては勉強自体が続きません。
興味は集中の原動力です。



2 時間を区切ってみる
 何分間でここからここまで、と決めてやってみましょう。時間を決めて、その時間内にできそうな分量を見積もったら、それよりほんの少しだけ多い分量を目標にして、やってみるとよいです。少し負荷がかかるぐらいだと何とかこなそうとして自然と集中できる場合があります。



3 時間を気にしない
 2と完全に矛盾しそうですが、そうでもないんです。不思議なことに、作業中に時間を意識しすぎると、集中ができず、結局作業完了までに時間がかかってしまいます。速くこなすために時間を意識すること自体は大事なのですが、時間を意識しすぎると逆効果なのです。



4 問題演習する
 問題を解いているときは、答えを出そうと頭が働きますから、ただ参考書を読む場合と比べて集中しやすいです。



5 志望校の過去問に触れる
 自分の行きたい大学の過去問をやっている時は最もモチベーションが上がるでしょう。比較的集中しやすいはずです。過去問演習から自分の弱点を把握し、その弱点を潰すための勉強をしているときも、「前に進んでいる」感があって、集中しやすいでしょう。




とはいえ、
初めから集中できる人はいません。
少しずつ、集中できる時間を増やしていきましょう。



そのためには・・・
なるべく長い時間机の前にいることが大切です。
多少集中できなくても、絶対的な勉強時間が長ければ十分カバーできます。
特に大学入試においては、勉強時間が単純に長い人が合格しやすい傾向にあります。


日々の地道な努力、これに勝るものはありません。
ペースを崩さず、勉強を続けてくださいね。


では。