センター試験2

第1問の発音・アクセントは、まだまだ点数を伸ばせます。
発音は問われるポイントが決まっています。
アクセントは基本ルールに関する問題・カタカナ語に関する問題を中心にやるといいでしょう。
個人的には過去形・過去分詞edの発音あたりがそろそろ出そうかな、って思います。
(出なかったらゴメン)

第2問Aは、ほとんどが基本問題です。基本文法・語法・語彙を問うものです。
ただ、毎年、見たことのないような問題がいくつか出ます。
形で絞りこんだうえで意味を考えますが、問題文全体を訳してみて、イメージ的にぴったりのものを選ぶといいですよ。
いずれにせよ、ここで時間をかけすぎないことが大切です。
ここで3問間違ってもわずか6点。
ここで時間をかけすぎた結果長文を3問解けないと18点失いますからね。



第2問Bは、全発言に目を通しましょう。2つで迷ったら、文法的な観点からも検討してみましょう。特に2文型に要注意です。



第2問Cの基本作業は、SVを確定して、グルーピングすることです。
その際、完成した文が前後の文との関係で意味をなすかどうか、軽く確認しておくことをオススメします。というのも、過去の本試験では、構文・文法的に正しい文が複数成立するけど、意味的に1つに絞らなければならない問題も出題されているからです。

この問題の要注意ポイントは目的格の関係代名詞の省略と、否定語を主語にするもの、形式主語・形式目的語の構文でしょう。


第3問Aは全文に目を通して、答えを確定しましょう。2つで迷ったら、周りの文を再度確認しましょう。必ず絞り込む根拠があるはずです。


第3問Cは、段落内での文同士の関係の理解を問うものです。また、具体的な記述を「抽象化」する力も問われています。


第4問Aは、グラフの問題が多いですが、本番でどのようなテーマが出るかはわかりません。ただひとつ言えるのは、落ち着いて解けば必ず解ける、ということです。
正解の確定ポイントを本文とグラフから探すつもりで取り組みましょう。
なお、この形式が苦手な人はまとめて年度を遡って練習するのもいいですよ。


いろいろな形式について書いてきましたが、本番、形式がどうなるかはわかりません。


今までは大問が6つで、おそらく今年も6つだと思われますが、8つになってもおかしくはありません。以前、第6問が物語文だったころ、急に今のような論説文に変わりました。あの年は多くの受験生が焦りました。


そう、問題形式や傾向の変化は急にやってくるのです。これ以外にもセンター試験はこれまでたくさんのマイナーチェンジを繰り返してきています。


ですから、今年センター試験を受ける皆さんは本番、問題形式や傾向が変わっても焦らないことが大切です。


問われているのは常に英語の基本です。


冷静に時間配分をして、淡々と解きましょうね。


では。