捨てるという選択


既卒生の1学期の授業は水曜日ですべて終了しました。


今年は時間の経つのがなぜか早いです。


さて、受験生はほぼみんな、
何かしら苦手分野や苦手科目を抱えています。


私自身もそうでした。


そこで、得意科目でひっぱって、苦手科目を「捨てる」という選択をする受験生も少なからずいます。


でも、このブログを読んでくれている受験生の皆さんには、
そのような選択はしてほしくありません。


確かに、苦手科目を「捨てる」という方法で合格する人も
いないわけではありません。


しかし、その陰にはその方法をとってうまくいかなかった人がたくさんいることを忘れてはなりません。


科目間のバランスを欠くと合格は遠のきます。


合格した人は、「捨てる」という選択をして、かなりのリスクがあったにもかかわらず合格したのです。


もちろん、時間の限られた直前期では、苦手科目にどこまで時間をつぎこむかはちゃんと考えなければなりません。


でも、まだ時間のある夏の時点で「捨てる」のはあまりにももったいないです。


一見合理的に思える、「捨てる」という選択をせず、
「科目間のバランス」をとるべく
苦手科目に正面から取り組む。


その勇気を持てれば、合格にぐっと近づけますよ。