意識を高く & 【因果関係の表現】

 

意識の高い・低いは、結果に大きく影響します。

 

 

同じ1コマの授業を受けていても、

意識がどの程度高いかによって得られるものが全然違ってきます。

 

 

腕組みをして授業を受けている人がいる一方で、いつでもメモができるようペンを持って構えている人がいます。

 

 

わからない単語を放置している人がいる一方で、一旦意味を推測したうえで辞書で確認、自分の単語帳にメモっている人がいます。

 

 

演習が終わった後、ボーっとしている人がいる一方で、1点でも多く取れるよう見直しをしている人がいます。

 

 

それぞれ、どちらが合格に近いかはわかるでしょう。

 

 

後は自分が「こっちだ」と思うことをやるのみです。

 

 

センターまで100日を切った今、時間がいよいよなくなってきました。

 

 

時間を増やすことはできません。

 

 

しかし、時間あたりの効率を上げることは必ずできます。

 

 

そして、時間当たりの効率を上げられるのは小手先のテクニックなどではなく、意識の高さなのです。

 

 

意識というのは、結局、習慣です。

日ごろから意識の高い人の姿勢・マインドセット(考え方)を持てるよう、努力することが大切です。

 

 

そのためには、授業でも言っていますが、

今の自分の「常識」は、結果を出す人の「常識」なのだろうか。

と自問自答することです。

 

 

自分の「常識」のレベルを疑い、成長を阻害する頑固・不必要な「こだわり」を捨てる。

 

「せっかくやるんだったら、なりふり構わず思いっきりやろうぜ」ってことです。

 

そうすることで、一歩前に出ることができるはずです。

 

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今日の授業で話した、「因果関係の表現まとめ」について、

以下に載せておきます。

特に、隠された因果関係を見抜けるようになれば、読解力はぐんと上がります。

授業を取ってない人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

◇因果関係を表す表現

 

1 等位接続詞

○for → というのも…だからである

(*客観的な根拠に基づかない、個人的・主観的理由や、単なる補足説明を表す場合もあります。)

I’m staying at home, for it is raining outside.

 

○so→したがって

It is raining outside, so I’m staying at home.

 

2 従属接続詞

○because S’ V’ 〜 →S’がV’するので

○as S’ V’ 〜 →S’がVするので

(*「~につれて」「~とき」「~と同じように・同様に」などの意味もあります。)

○since S’ V’ 〜 → S’がV’するので  

(*「~以来」の意味もあります。)

○now that S’ V’ 〜 → 今やS’がV’するので

(*「今や~であり・~しており」の意味で訳したほうが意味が通る場合もあります。)

○on (the) ground(s) that S V~→SがVすることを根拠として

 

 

 

3 前置詞

○because of → ~が理由で

○on account of →~が理由で

○thanks to →~が理由で

○due to → ~が理由で

○owing to → ~が理由で

○as a result of → ~の結果として、~が理由で

 

4 副詞句

○therefore → それゆえ

○hence → それゆえ

(*“Hence 名詞”「その結果、名詞になる」という形で使われる場合もあります。)

○thus → それゆえ、したがって

○so → したがって

○accordingly → したがって

○consequently → 結果として

○as a result → その結果

○as a consequence → その結果

○in consequence → 結果として

 

5 動詞

A→原因 ,B →結果

○A cause B

○A bring about B

○A lead to B

○A result in B

○A give rise to B

○A trigger B

○A contribute to B

○A be responsible for B

○A explain B

 

○B be attributed to A

○B stem from A

○B come from A

○B result from A

 

6 その他の表現

○原因 This is why SV →原因 なので、SがVする

(*This is the reason why SVのthe reasonを省略した形です。 )

○結果 This is because SV →これは …だからだ

○原因 It follows that SV →その結果・したがってSがVする 

(*It doesn’t follow that SVで、「(前文までの内容を受けて)だからといってSがVするというわけではない」という意味で使われることもよくあります。)

○so~that SV→とても~なのでSがVする

○~, so that SV→~。したがって(その結果)SがVする

 

7 隠された因果関係

*因果関係を読み取れるかチェックしてみましょう。

(1)Being young, he didn’t have a great deal of experience in life.

(2)Mary, who works hard, will pass.

(3-1)What she said to me made me happy.

(3-2)The experience caused him to study hard.

(4)The heavy rain prevented us from going on a picnic.

 

 

(1)分詞構文

Being young, he didn’t have a great deal of experience in life.

(原因)    (結果)

若かったので、彼はそれほど人生経験がなかった。

 

(2)関係代名詞の非制限用法

Mary, who works hard, will pass.

(結果) (原因)

 メアリーは一生懸命勉強しているので、合格するだろう。

 

(3)5文型

What she said to me made me happy.

(原因)         (結果)

 彼女が私に言ってくれたことのおかげで、私は幸せだった。

The experience caused him to study hard.

(原因)         (結果)

 その経験が理由で、彼は一生懸命勉強した。

 

(4)V O from Ving

The heavy rain prevented us from going on a picnic.

(原因)          (結果)

 ひどい雨のせいで、私たちはピクニックに行けなかった。