正しく読む

英作文、整序英作文、和訳、正誤問題、最近の文法語法問題で共通して問われているのが構文力です。

SとV、カタマリを見抜き、修飾関係を明らかにする力が求められているのです。

模試ではそこそこ取れるのに、センター本番の問題
だと点数ががくんと下がってしまう人は、
構文力が不足している可能性があります。
極端なケースだと模試160点、本番80点なども
あります。

整序英作文がめっちゃ苦手、という人も要注意です。整序英作文はまさに、SVを組み立て、カタマリを作り(グルーピング)、修飾するプロセスを
経ますから、構文力が真正面から問われるのです。


一部しか文を読まない、怪しげな『パラリー』のようなものに惑わされず、日頃から正しい読み方を心がけてくださいね。

具体的には、読解の授業で扱う問題について、
正解すればそれでよしとするのではなく、
構文が取りづらいところについて、じっくり検討すべきでしょう。

特に、私の読解の授業を受けている人は、構文力をつける上で重要な文を指摘していますから、それを参考にしてください。復習の際はそこに絞ってしまってもいいでしょう。
そうしていれば新たに自宅で問題集を解いたりしなくても大丈夫です。

普段単語をつないで何となく読んでいた人が、
正しく読む方法に切り替えるのには相当な労力
と勇気を要するようです。
しかし、偏差値45〜55前後から65〜80前後まで
伸ばす人(結構いっぱいいます)はほぼ例外なく正しく読む力を身につけています。


英語の成績が伸び悩んでいる受験生の皆さん、
勇気をもって正しい読み方をしてみませんか。
そっちのほうが圧倒的に楽しいですよ。
相談はいつでも受け付けます。


では。