英検1級2次試験(スピーチ・面接)対策について(2)

 

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今回はスピーチの練習の仕方について書きます。

 

今日書く記事は、英語のスピーチなどしたことがなく、日頃英語を話す機会などほとんどなく、そもそも2分間しゃべり続けられるかも自信がないよ、というスピーチ超初心者向けです。あくまで1つの提案です。

 

海外経験が長くてスピーチは得意、とか日頃から英語を話す機会が多くある、という人にとってはあまり役に立たないアドバイスでしょう(笑)。

 

まずスピーチでは、前回の記事で書いたように、型を決めることが何より大事です。型さえ決まればそれに機械的に主張・理由・具体例を当てはめていけばいいですからね。

 

 

そこで、まず広告の裏でもノートでも何でもいいので、スピーチを書いてみることをおすすめします。テーマを何でもいいから1つ決めて、書いていきます。この際の注意点は、「ものすごいスピードで書く」ということです。「書く」というより「書きなぐる」感じでバーッと書きます。思いついたことをそのまま、しゃべっているような感覚で書いていきます。表現が多少しょぼくてもOKです。だいたい、スピーチ初級者にとって、よくある模範解答の答えは難しすぎます。最初はたどたどしい英語で十分です。

 

 

「書きなぐり原稿」が出来上がったら、これを実際に面接の場面を想定しながらゆっくり読んでみます。この際いわゆるfiller words(つなぎ言葉 you knowとかI meanとか)は入れないように気を付けましょう。癖になりますからね。時間を測ってみて、2分ぴったりかそれを少し超えるようならOKです。足りなければ、原稿を手直ししましょう。この「書きなぐり原稿」の作成と音読・調整の作業で、自分がどの程度の内容を、どの程度のスピードでどの程度の分量話せるのかが一気にわかります。そうすると、本番これぐらい話せればいいんだな、というイメージを自分の中にはっきりと作ることができます。

 

 

今回は「書きなぐり原稿」について書きました。

次回は、様々なテーマについて実際にどう練習していけばよいのかを書く予定です。

 

では。