英検1級2次試験(スピーチ・面接)対策について(1)

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最近、ちょくちょく英検1級対策について質問を受けることがありますので、何回かに分けて書いてみたいと思います。

 

 

特に1番多い質問が、英検1級のスピーチ対策です。

 

 

初めて受ける人は、イメージが湧きにくいですよね。

 

 

基本的な試験の流れは、英検のHP

http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/

に出ている通りです。

 

 

以下では、これをさらに具体的に見ていきたいと思います。

 

 

1.10秒で選び、50秒で考える

 

(1)10秒で選ぶ

 

面接試験では、2分間のスピーチが課せられます。

 

トピックカードが渡され、5つのトピックから選びます。

 

選んで構想を練る時間は1分間。

 

かなり短いです。

 

そこで、10秒で選び、50秒で話す内容を考えるのが理想です。

 

 

10秒でテーマを選ぶためには、

ある程度「これ!」というテーマを自分の中で絞っておくといいです。

 

 

できれば2つ以上の分野を、過去に出題された問題を参考に選んでおきましょう。

 

 

私が受けたときは、私自身の専門が語学・教育・法律・経済(経営)なので、あらかじめこれらの分野のテーマから選ぶことに決めていました。

 

 

特に専門はないよ、という人や迷う人は、環境問題や教育問題が答えやすいでしょう。

自分の経験を語りやすいからですね。

 

 

どれだけ興味があっても、専門外のことは突っ込まれると答えにくいですから、そこそこ深く話せるものを選ぶのがオススメです。

 

 

なお、あまり抽象的に考えすぎるとしゃべることがなくなりやすいですから、具体例が日本語でバーッと思い浮かぶものをテーマとして選ぶといいですよ。

 

 

(2)50秒で考える

10秒でテーマを決めたら、今度は50秒でスピーチの構成を考えます。

 

 

構成を考えるときは、型を決めるのが一番です。

 

 

英語のスピーチでは、 一次試験のエッセー英作文と同じように、

 

 

イントロダクション

意見

理由1&具体例

理由2&具体例

結論

 

がもっともポピュラーで、使えます。

 

 

よほどのこだわりがない限りそのまま使うことをオススメします。

 

 

次回は、スピーチの練習の仕方について書きます。