センター試験英語特集 読解のコツ3 第5問
今日千葉県内を車で走っていたら、
ガソリンの値段が安かったんです。
気になって調べてみたら、
千葉県は全国で1番安いとのこと。
納得です。
あまり知られていない、ランキングですね。
今日はセンター試験英語特集 第3回目です。
第5問について。
第5問は毎年、2つの視点から語られたストーリーを読み、答える設問が出題されています。
試験戦略としては、設問を先読みし、「誰の、何についての話か」を頭に入れたうえで解いていくことになります。
問1はAさんについて~
問2はBさんについて~
問3はBさんについて~
のように、「人」を軸に本文を読んでいくわけです。
そして、最後の問題は、反例(本文の内容と矛盾するところ)を基準に、消去法で答えを出していくのが定石です。
来年も同じような出題がされるといいのですが、
最新の追試験では、これまでと少し違った出題がされています。
15分ほどでできるので、是非とも自分の目で確かめてほしいのですが、
http://www.dnc.ac.jp/data/shiken_jouhou/h27/jisshikekka/tsusaishiken_mondai.html
2つの視点ではなく、1つの視点から語られた「物語文」が出されています。
ちょっと長いですが、「問題作成部会の見解」を引用すると、
『第5問は、出来事の展開を叙述する文章の理解力を測定する問題である。一つの視点で語られたストーリーを題材に、その状況、展開、概要、要点などを理解する力を測定する。祖父に聞いた探検家の埋めた宝の話というトピックで、平易な文体で書かれている物語文の内容を把握する問題である。昨年度の設問はAとBの二つのセクションから構成され、Bはイラストの入った出題であったが、本年度はセクションを分けず、5問からなる。総じて標準的な難易度の問題であったと考える。』(引用終わり)
とのことです。
要は、これまで2人の発信した内容を理解する問題だったのが、今回は1人の発信した内容を理解するものとなっているわけです。
発信されたメッセージを正確に理解するという意味では、いつもと同じ趣旨の設問であり、新課程を意識した出題といえます。
とはいえ、受験生からすればいきなり出てきたらびっくりすることも予想されますから、第5問については1人称の物語文が出てきても動揺しない心構えが必要と言えます。
センター試験はマイナーチェンジを繰り返して現在の形になっています。
来年度、どんな変化があるかわかりません。
予期せぬ変化に対して心の準備をしておくこともまた、
センター対策と言えるでしょう。
次回は、第3問について書きますね。