復習用資料

高3クラスの和訳問題、参考訳を載せておきます。

該当する人は、参考にしてくださいね。

 

(a)しかし、不安がそのような判断に影響を与えるまさにその様子は、とても驚くべきものだ。不安な状態でいると我々は見知らぬ人を否定的に見るようになるのではなく、実際のところ見知らぬ人をより身近に感じるようになるのである。

 

(b)このような現象の中には、単に、人質とそれを捕えた者とが短い期間を一緒に過ごした時の距離の近さによるものもあるかもしれない。しかし、そうだとしてもそのような愛情は人質が感じている不安によって高まっている可能性が高いように思われる。

意識を高く & 【因果関係の表現】

 

意識の高い・低いは、結果に大きく影響します。

 

 

同じ1コマの授業を受けていても、

意識がどの程度高いかによって得られるものが全然違ってきます。

 

 

腕組みをして授業を受けている人がいる一方で、いつでもメモができるようペンを持って構えている人がいます。

 

 

わからない単語を放置している人がいる一方で、一旦意味を推測したうえで辞書で確認、自分の単語帳にメモっている人がいます。

 

 

演習が終わった後、ボーっとしている人がいる一方で、1点でも多く取れるよう見直しをしている人がいます。

 

 

それぞれ、どちらが合格に近いかはわかるでしょう。

 

 

後は自分が「こっちだ」と思うことをやるのみです。

 

 

センターまで100日を切った今、時間がいよいよなくなってきました。

 

 

時間を増やすことはできません。

 

 

しかし、時間あたりの効率を上げることは必ずできます。

 

 

そして、時間当たりの効率を上げられるのは小手先のテクニックなどではなく、意識の高さなのです。

 

 

意識というのは、結局、習慣です。

日ごろから意識の高い人の姿勢・マインドセット(考え方)を持てるよう、努力することが大切です。

 

 

そのためには、授業でも言っていますが、

今の自分の「常識」は、結果を出す人の「常識」なのだろうか。

と自問自答することです。

 

 

自分の「常識」のレベルを疑い、成長を阻害する頑固・不必要な「こだわり」を捨てる。

 

「せっかくやるんだったら、なりふり構わず思いっきりやろうぜ」ってことです。

 

そうすることで、一歩前に出ることができるはずです。

 

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今日の授業で話した、「因果関係の表現まとめ」について、

以下に載せておきます。

特に、隠された因果関係を見抜けるようになれば、読解力はぐんと上がります。

授業を取ってない人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

◇因果関係を表す表現

 

1 等位接続詞

○for → というのも…だからである

(*客観的な根拠に基づかない、個人的・主観的理由や、単なる補足説明を表す場合もあります。)

I’m staying at home, for it is raining outside.

 

○so→したがって

It is raining outside, so I’m staying at home.

 

2 従属接続詞

○because S’ V’ 〜 →S’がV’するので

○as S’ V’ 〜 →S’がVするので

(*「~につれて」「~とき」「~と同じように・同様に」などの意味もあります。)

○since S’ V’ 〜 → S’がV’するので  

(*「~以来」の意味もあります。)

○now that S’ V’ 〜 → 今やS’がV’するので

(*「今や~であり・~しており」の意味で訳したほうが意味が通る場合もあります。)

○on (the) ground(s) that S V~→SがVすることを根拠として

 

 

 

3 前置詞

○because of → ~が理由で

○on account of →~が理由で

○thanks to →~が理由で

○due to → ~が理由で

○owing to → ~が理由で

○as a result of → ~の結果として、~が理由で

 

4 副詞句

○therefore → それゆえ

○hence → それゆえ

(*“Hence 名詞”「その結果、名詞になる」という形で使われる場合もあります。)

○thus → それゆえ、したがって

○so → したがって

○accordingly → したがって

○consequently → 結果として

○as a result → その結果

○as a consequence → その結果

○in consequence → 結果として

 

5 動詞

A→原因 ,B →結果

○A cause B

○A bring about B

○A lead to B

○A result in B

○A give rise to B

○A trigger B

○A contribute to B

○A be responsible for B

○A explain B

 

○B be attributed to A

○B stem from A

○B come from A

○B result from A

 

6 その他の表現

○原因 This is why SV →原因 なので、SがVする

(*This is the reason why SVのthe reasonを省略した形です。 )

○結果 This is because SV →これは …だからだ

○原因 It follows that SV →その結果・したがってSがVする 

(*It doesn’t follow that SVで、「(前文までの内容を受けて)だからといってSがVするというわけではない」という意味で使われることもよくあります。)

○so~that SV→とても~なのでSがVする

○~, so that SV→~。したがって(その結果)SがVする

 

7 隠された因果関係

*因果関係を読み取れるかチェックしてみましょう。

(1)Being young, he didn’t have a great deal of experience in life.

(2)Mary, who works hard, will pass.

(3-1)What she said to me made me happy.

(3-2)The experience caused him to study hard.

(4)The heavy rain prevented us from going on a picnic.

 

 

(1)分詞構文

Being young, he didn’t have a great deal of experience in life.

(原因)    (結果)

若かったので、彼はそれほど人生経験がなかった。

 

(2)関係代名詞の非制限用法

Mary, who works hard, will pass.

(結果) (原因)

 メアリーは一生懸命勉強しているので、合格するだろう。

 

(3)5文型

What she said to me made me happy.

(原因)         (結果)

 彼女が私に言ってくれたことのおかげで、私は幸せだった。

The experience caused him to study hard.

(原因)         (結果)

 その経験が理由で、彼は一生懸命勉強した。

 

(4)V O from Ving

The heavy rain prevented us from going on a picnic.

(原因)          (結果)

 ひどい雨のせいで、私たちはピクニックに行けなかった。

 

 

 

 

 

 

自分の目標の部外者にならない

成績が上がったら、○○大学に行きたいなあ。
たぶん無理だけど、一応○○大学志望です。


よく耳にする受験生のセリフです。


しかし、入試はそんなに甘くありません。
ぼんやり目標を頭の中に持っているだけでは、単なる夢に終わってしまうことでしょう。


もちろん入試だけじゃなくて、経営でも、ノルマのある仕事でもなんでもそうですが、目標は自分の中で具体化していなければ実現できません。


「自分が」目標を達成するんだ、という強い意識を持って初めて、実現に1歩近づくことができます。


当事者意識を持つ、ということでもあります。


そのような観点からは、受験生はそろそろ過去問を1度は見るべきです。


過去問を見ないことには、何をやるべきか、全くわかりません。


なんとなく周りで言われている、「入試で必要なこと」をやってみても、自分の志望大学で問われていること、現在の自分のレベルとの差、がわからなければ、合格できません。


一番怖いのは試験まであと1週間とかのタイミングで、「本当に必要なこと」に気づくことです。


まずは過去問をやってみる。
怖い気持ちはわかりますが、本気で目標を達成しようと思えば、絶対に必要なことです。


そこから本当の目標達成への道程が始まります。
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英作文について2

基本例文のストックが終わったら、今度は文法・構文的にミスのない文を書く練習が必要です。

 

 

動詞がなかったり、3単現のsがなかったり、冠詞がなかったり、ミスが目立つ文は、そこが改善されれば点数が伸びます。

 

 

「絶対にミスのない文を書く」ということを第1の目標にして、

練習をしていきます。

 

 

そういう勉強をしていると、意外な自分の穴に気づいたりすることもあります。

「あれ、実は関係代名詞が抜けてる…」などです。

せっかく見つけたのですから、すぐにつぶしていきましょう。

これも英作文の勉強をするメリットの1つですね。

アウトプットを通じて、インプットの穴に気づけるわけです。

 

 

文法的・構文的にミスのない文を書けるようになったら、次は「どんな日本語でも英語にできる」よう、練習をします。

 

 

(つづく)

英作文について

ここ1週間ほどで、英作文の対策についての質問・相談を多く受けるようになりました。

 

 

秋がやってきたのだと感じます。

 

 

英作文は、できるようになるとごっそり稼げる得点源となります。国公立志望の人は特に、センターで多少失敗しても挽回できる強力な武器となるのです。

 

 

また、英作文は試験時間中の時間調整にも使えます。英作文は鍛えればほぼ瞬間的に答えを出せます。ということは、長文で予想外に時間が取られても、英作文で巻き返し可能となります。逆に英作文で時間がかかってしまうと、トータルで苦戦することでしょう。

 

 

それほど英作文は大切で、オイシイものなのです。

 

 

さて、英作文の対策には段階があります。

 

 

1.基本英文がすぐに出てくる

2.文法・構文的に正しい文を書ける

3.どんな日本語でも英語にできる

 

 

1の、基本英文がすぐに出てくる段階が中途半端だと、英作文で時間がかかりすぎ、厳しい戦いを強いられることでしょう。

 

 

例えば、「~して初めて・・・する」「10年ぶり」といった表現を英語にできるでしょうか?

 

 

大学入試英作文では超頻出の表現ですが、これらが瞬時に(1秒で)出てくるようにすることがまずは大切です。(It is not until ~that・・・、for the first time in 10 yearsですね)

 

 

このような表現が出てこないという人は、まず例文暗記を始めるといいです。

 

 

基本英文のストックをしていくわけです。

 

 

(つづく)

掃除をしよう

机の上を片付けるだけで、勉強・仕事の効率は確実に上がります。


机が広いか狭いかは関係ありません。
机の上をすっきりさせれば、頭の中もすっきりします。


試験前に掃除をしたくなるのは、現実逃避などではなくて、ただ頭がきれいな空間を望んでいるからです。


きれいにすれば勉強がはかどることを本能的に知っているからです。


まずは目の前にある1枚の紙を捨てることから始めてみると、いいですよ。

蛍になろう

夏になると、昔田舎の川でホタルを見に行ったのをを思い出します。


ホタルの光は幻想的で、何時間でも飽きずに見ていられます。


ホタルではないですが、
お尻に火がついたとき、人は力を最大限発揮できます。


お尻に火がついて初めて本当の受験生なのです。


休み時間にゲームをやっている受験生は、お尻に火がついていません。


休み時間に単語帳を見ている受験生。
休み時間に数学の問題を1問解いている受験生。
休み時間に全力で仮眠をとって体力を回復している受験生。


これがお尻に火がついた受験生です。


合格したい、って本気で思ってからが本当の受験生なのです。

そうなりたいですね。